次の文を訳してください。。
To be able to address, and to understand, a French professor at the Sorbonne may be of the utmost moment―that depends. But to say that no one can call himself educated without learning a foreign language is not true.
ポイント:不定詞の用法を正確に捉えられるか。
最初の不定詞to be able to address, to understandの用法は何か?
address(~に話しかける), understandは両方とも他動詞なので、目的語を探すと、共通の目的語a French professorが見える。
したがって、at the Sorbonneまでが主語となるので、この不定詞は名詞的用法。
「ソルボンヌ大学でフランス人教授に話しかけたり、言っていることを理解できることは」が主語。
of ~momentは、of~importanceと同じ意味。つまり、of プラス抽象名詞で形容詞の意味だから「重要である」。
that depends.は、「それは場合による」という定番表現。
したがってここまでは、「ソルボンヌ大学でフランス人教授に話しかけたり、言っていることを理解できることは極めて重要であるかもしれない―それは場合による。」
次の不定詞のTo say の用法は何か?
that以下がsayの目的語になっている。no one can call himself educatedは「自分自身を教育を受けていると呼べる人はだれもいない」の意味だから、「外国語を学ばなければ、自分自身教育を受けているとはだれも言えないということ」が主語。よってこれも名詞的用法。
is not trueが述語部分にあたる。
訳出例:ソルボンヌ大学でフランス人教授に話しかけたり、言っていることを理解できることは極めて重要であるかもしれない―それは場合による。
しかし、外国語を学ばなければ自分自身教育を受けているとはだれも言えない、ということは、真実ではない。