フィッシング詐欺、こわいですねえ。
本物を装ったサイトに釣られて詐欺サイトに行き、個人情報を丸ごと取られてしまう、という事件が頻発しています。
詐欺サイトにつられてしまうので、FISHINGだと思ったあなた、違いますよ。
正しくは、PHISHINGです。
フィッシング詐欺は英語では、a phishing scamと言います。phishingだけでもフィッシング詐欺の意味を持っています。
まあ、もともとはfishingから来ているとは思いますが、英語コラムを読んでいてこんな単語に出くわしたときは、ああこれね、と思ってください。
ちなみに、ghotiという単語はフィッシュと読む、ということを聞いたことがある方もいるかもしれません。これは劇作家のバーナードショーが作ったと言われる造語です。本人は否定しているようですが。
つまり、ghはlaughの「フ」の音、oはwomen(ウィミン)の「イ」、tiはnationの「シ」の部分の音、これらを合わせてフィッシュと読むというジョークの単語です。
これを使うと、GHOTING となって、もはや原型をとどめていませんね。